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ズレ

Joe Strummer

 

85mmレンズが欲しくてTwitterで各社の比較をしながら「85mm Artがデカイ、重い」という発言をしたら「たった1kgだぞ」といった反応がありました。いわゆる「カメクラ」と呼ばれる人達や趣味(生活?)の中心にカメラや写真がある人たちとってはそうなんでしょうか。

  

僕は「カメクラ」ではないですし、趣味の一つとして写真を楽しんでいるの程度なので、レンズだけで「1kg」はやはり「重い」と感じてしまいます。でもね、例えばレコードを買って180g重量盤を10枚持ち歩くのは個人的に苦ではないんですよ。重いけど別にいいの。それだけ音楽が好きだもの。10kg以上のバックパックを背負って登山するのはしんどいけど、嫌じゃない。それだけ山が好きだから。

 

 こういった感覚のズレはには気をつけないとなーと思うんですよね。何かにどっぷり浸かっていると、自分の感覚が正しい(普通)と思って押し付けがましい行為をしてしまう事がありますもんね。

 

先日のことだけど、写真家の田中希美男さんが85mm Artについて「重くて疲れた」、「重くて大きくて高価なレンズは当たり前なので、シグマには軽くて小さくて素晴らしく良く写る新時代のレンズを開発してほしい」とツイートをしていた。 

 

これに反応した一部の人達が

「出来るならやってるだろ」「現時点でそんなレンズは無い」「嫌なら買うな」「使うな」「好きにしろ」...と。

 

田中希美男さんのツイートは「シグマなら出来る」という応援や期待だと僕は認識したのですが、一部の人達には脊髄反射で反論したくなる様な内容なのでしょうか。そもそも反論ではなくて、捨て台詞ですよね。それでは議論にもならないですよ。

 

言い回しが気に入らないという感情は理解できます。

 でも写真家が夢を見ているのに愛好家がその反応では随分と寂しいなと。

 

こういった発言を許容できない一部の人たちが先鋭化していくと「カメラ」「写真」という文化は先行きが怪しいのではと思います。「カメラ」「写真」に限らず「音楽」でも同じような現象を見てきただけに尚の事。

 

もう少し多様性を認めましょうよ。柔軟になりましょうよ。

 

というお話でした。